心臓血管外科で得られるスキル

看護師としてより高いレベルを目指すなら

目指せスキルアップ!心臓血管外科で働こう
得られるスキルと関連資格

得られるスキルと関連資格

心臓血管外科で働くことで得られるスキルと、スキルをさらに伸ばすために取得を目指したい関連資格について紹介していきます。看護師として高いレベルのスキルを身につけたいのなら、心臓血管外科はおすすめです。

得られる3つのスキル

心臓血管外科で働くことで得られるスキルは大きく分けて3つあります。まずは「判断力」です。多岐にわたる業務のなかで、今実行すべきことはなにかを一瞬で判断して行動に移していくスキルを鍛えることができます。次に得られるスキルが「観察力」です。心臓血管外科の患者は術後も容態が急変する可能性があるので、注意深く観察をしなければなりません。そのため、必要とされる対応や報告をスムーズに見極めるスキルが身につきます。そして最後が「処置技術」です。ほかの診療科と比べて処置の回数が多いので、医師の処置を介助するスキルが身につきます。これらのスキルはほかの診療科で働く際にも重宝します。責任が重くて忙しい部署ではありますが、レベルの高いスキルを身につけたい看護師や急性期看護のスキルを学びたい看護師に人気です。
以下に、心臓血管外科で働くにあたって役立つ資格を紹介していきます。

循環器専門ナース

最初に紹介するのが「循環器専門ナース」です。臨床心臓病学教育研究会が定める認定資格で、取得には看護師としての経験が5年以上必要です。そのうえで、学会が開催する研修会に参加し、試験に合格することで取得できます。循環器に関する高度な知識を有していることを証明します。詳しくは以下のサイトをご確認ください。

循環器専門ナース詳細 循環器専門ナース

慢性心不全看護認定看護師

次に紹介するのが「慢性心不全看護認定看護師」です。これは日本看護協会が認定する資格で、あらかじめ定められている教育機関で専門的な教育を一定期間受ける必要があります。そのほかにも、看護師として5年以上の経験と、慢性心不全看護の実務経験が3年以上必要です。これらの要件を満たしたうえで試験に合格することで取得できますが、その後もスキルと知識を維持するために5年ごとの更新手続きが必要です。詳しくは以下のサイトをご確認ください。

慢性心不全看護認定看護師詳細 慢性心不全看護認定看護師

呼吸療法認定士

「呼吸療法認定士」は2年以上の実務経験とあらかじめ定められた講習会に参加したうえで、試験に合格することで得られる資格です。心臓血管外科で働く看護師以外にも幅広く人気の資格です。詳しくは以下のサイトをご確認ください。

呼吸療法認定士詳細 呼吸療法認定士

インターベンションエキスパートナース

「インターベンションエキスパートナース」は、放射線技術を用いたカテーテル治療に関するスキルを証明する資格です。定期的な認定更新が必要ですが、それゆえに最新の知識と技術を身につけることができます。詳しくは以下のサイトをご確認ください。

認定IVR看護師詳細 認定IVR看護師

キャリアアップを目指す看護師へ

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  • 得られるスキルと関連資格
    得られるスキルと関連資格

    心臓血管外科で働くことで得られるスキルは「判断力」「観察力」「処置技術」です。これは、ほかの診療科で働くことになっても必要なスキルであり、心臓血管外科で積んだ経験はキャリアアップに役立ちます。

  • 職場環境や給与について
    職場環境や給与について

    心臓血管外科は緊急性の高い患者が多く、専門性も高いのでほかの診療科よりも忙しい傾向にあります。しかし、プロ意識が高いため人間関係は良好なことが多く、給与面もほかの診療科より高い傾向にあります。

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