ケース別志望動機例文
心臓血管外科へ転職する際に役立つ志望動機の例文をケース別に紹介していきます。循環器科の経験の有無などで内容が変わってきますので、自分に当てはまるものを参考にして志望動機を作成していきましょう。
経験あり
まずは循環器科病棟の経験があり、より幅広い対応ができる心臓血管外科への転職を希望する例を紹介します。
「現在、循環器病棟で勤務しています。しかし、今の病院には心臓血管外科がないので患者様を他院へ搬送しなければならないケースが多いです。貴院は循環器分野が充実しており、最新の医療の提供ができる、患者様にとって理想の環境が整っています。貴院の手厚い医療体制のもと、自身の望む看護を実現できると感じ、志望させていただきました。」
経験ありでスキルアップしたい
次に、循環器科の経験があり、さらに専門性を追求したい例を2つ紹介します。
「これまで総合病院に10年間勤務し、内科と循環器科を経験しました。循環器科においては、患者様の命に関わる疾患を対象にした看護ケアにやりがいを感じ、より専門性の高い分野で活動していきたいと考えるようになりました。貴院は心臓血管の専門部署が設けられており、高度な看護を提供しています。循環器看護のエキスパートを目指すために、ぜひ貴院でスキルを磨いていきたいと考えています。」
「これまで心臓血管外科の看護師として4年間務めてきた経験があります。仕事はハードですが非常にやりがいの大きい仕事であると感じ、これからも循環器看護を学び続けていきたいと考えています。貴院は特に緊急性の高い手術において多くの実績があり、術後のリハビリにも注力しているとうかがっています。これから認定看護師を目指すにあたり、ぜひ貴院で経験を積みたいと思い、志望しました。」
経験なし
ここからは、循環器科の経験がないケースを紹介します。初めて挑戦する人はぜひ参考にしてください。
「これまでは消化器科で高齢者を中心とした患者様への看護を行ってきました。しかし、キャリアアップのために多くの経験を積み、看護師として幅広いスキルを得たいと考え、自身にとって新しい領域である循環器科に挑戦しようと決意しました。特に心臓血管外科は急性期の看護スキルが必要であり、地域医療に貢献したいという自身の希望にもマッチするため、貴院を志望しました。」
「私の父は長期にわたって心臓を患っており、これまでは専門書などを利用し独学で知識を積んできましたが、実際の現場で知識と経験を積みたいと考えました。貴院は多くの循環器疾患患者を受け入れており、多くの学びの機会を得られると思い志望しました。」
キャリアアップを目指す看護師へ
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得られるスキルと関連資格
心臓血管外科で働くことで得られるスキルは「判断力」「観察力」「処置技術」です。これは、ほかの診療科で働くことになっても必要なスキルであり、心臓血管外科で積んだ経験はキャリアアップに役立ちます。
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職場環境や給与について
心臓血管外科は緊急性の高い患者が多く、専門性も高いのでほかの診療科よりも忙しい傾向にあります。しかし、プロ意識が高いため人間関係は良好なことが多く、給与面もほかの診療科より高い傾向にあります。